ブラジル日本人移住110周年記念加古川市訪問団(報告)

 今年は、神戸港から日本人移民が初めてブラジルへ向けて出港してから110周年にあたります。

 ブラジルは世界最大の日系人居住地であり、ブラジル国内で様々な記念行事が行われ、加古川市の姉妹都市であるマリンガ市では、眞子内親王殿下ご臨席のもと「パラナ州移住110周年記念祭」が開催されました。

 今回の記念式典に伴い、加古川市から訪問団がブラジルを訪れました。さらに、マリンガ市での祭典会場では加古川市の展示ブースが設置され、加古川市との交流の歴史や市内の観光、産業などを式典来場者に紹介しました。会場では、和太鼓演奏やダンス、ファッションショーも披露され、華やかな雰囲気に包まれていました。

 マリンガ市を訪問した岡田市長は、「マリンガ市では大変歓迎していただき、これも45年間の交流の歴史を積み重ねてきてくださった両市の先輩方のご尽力の賜物であると感じています。」と述べられました。

 また、今回の訪問では新たな発見も!!

 加古川市の国際交流に長年にわたりご尽力いただいた、加古川市名誉市民であり、元市長、当協会の理事長、顧問を歴任された故木下正一氏の名前がつけられたバスターミナルが、姉妹都市・マリンガ市にできていました。加古川市との姉妹都市交流を大切にしてくださっているのですね…!

 8月には、青年海外派遣事業として、今年は6名の青年がマリンガ市を訪れます。派遣生の皆さんにはブラジルの大自然とともに、日系人を含む現地の方々との交流を体験していただきたいと思います♪

岡田市長とマリンガ市のエヂソン・エスカボラ副市長

 

パラナ州移住110周年記念式典

眞子内親王殿下が移住110周年記念式典に参加されました

眞子内親王殿下と岡田市長の対面

マリンガ市役所がブース出展されていたお茶席

「EXPO IMIN 110」の加古川の展示ブース

加古川市の歴史・概要や、産業などを写真とともにパネル展示

故木下正一氏の名前が記載されたバスターミナル